実現までの流れ

それでは、建物が完成するまでに設計事務所ではどのように仕事を進めているのでしょうか。
一般的な建物では下図のようなフローで進めていきます。

１．問い合わせ

お気軽にお問い合わせください。

相談に来られた方に対して、実際にどのように仕事を進めているのか、相談内容に対してどのような可能性があるのか、などを分かりやすく説明・アドバイスします。

相談後、敷地状況や法的規制などを調査します。

お客様のご要望をお聞きしながら、打合せ･プランニングを繰り返し、基本計画を進めていきます。
このとき、お客様の生活観や価値観をじっくり話し合った上でプロとしての様々な提案をしていきます。

平面計画と同時に、空間構成やコンセプト、素材の扱いや設備などの計画をトータルに進めていきます。
この作業を続ける中で、お客様と私たちが思いを共有し、同じものを目指せるように、模型やパース（ＣＧ）などを利用して説明を行います。

基本設計終了後、それに基づいて施工や見積を行うための詳細な図面を作成します。
設備や構造などの図面も作成し、基本設計の時よりもさらに綿密な打合せも行い、お客様のご要望に沿った設計になっているかを細部まで一つ一つ確認していきます。

施工業者数社を選定し、実施設計図にもとに見積を依頼します。

提出された見積書をチェックし、施工業者の能力などを踏まえたうえで、最終的に施工業者を決定するためのアドバイスを行います。

決定した施工業者と工事請負契約を結ぶための契約書のチェックや立会いも行います。

工事が着工してから、現場で施工が図面通りに行われているかのチェックや、施工業者との細部打合せ、現場での設計変更などの調整を行います。

仕上材の色や、設備の詳細など、打合せを行いながら決定していきます。
このときも、ＣＧなどを用いてわかりやすく説明しながら可能な限りの検討を行います。

竣工検査や行政機関の検査などを行い、引渡しとなります。

竣工後の、インテリアなどのアドバイス、クレーム対応や間取り変更の相談などを行います。

大まかな流れはこのようなものですが、分からないことがあればお気軽に問い合わせください。